2017/04/17
毛髪診断士が教えるダメージ原因・対策法10選・その8
カテゴリー名:正しいお手入れの仕方, 髪の痛みの原因と対策
いつも沢山のお問い合わせ下さいましてありがとうございます。
今回のテーマは
タオルで髪の水分を拭き取る
お風呂あがりに髪の毛に対して、どのようにタオルドライをしてあげていますか?
絶対に避けたいのは、髪をタオルでゴシゴシしてしまうことです。
そのためタオル選びとタオルの使い方はヘアケアにとても重要です。
今回は、髪に良いタオルと悪いタオルの違い、そしてタオルドライのコツをご紹介します。
髪に良いタオルと悪いタオル
ヘアケアに良いタオルと悪いタオルとの差は「吸水性が高いこと」と「髪との摩擦が少ないこと」の二つです。
なぜならタオルドライ時に髪を傷める原因が水分と摩擦による影響だからです。
髪が濡れている状態はキューティクルが開いているため、摩擦によって髪が傷つきやすくなります。
またタオルの吸水性が高いとドライヤーをあてる時間も短縮できるので、ドライヤーの熱による髪の傷みも予防することができます。
マイクロファイバーのタオルがおススメです
タオルの吸水性は使用する材料によって大きな差があります。
一般的なタオルは綿を材料としています。
しかし綿のタオルは吸水性が高いとは言えません。
逆に吸水性が高いタオルは、化学繊維を使用したマイクロファイバーのタオルです。
摩擦低減効果のあるタオルならば、さらに摩擦によるダメージも予防できます。
ヘアケアのことを考えるのであれば、身体を乾かす用のタオルとは別に髪を乾かす用のタオルを用意しておくのも良いです。
タオルドライのコツ
1.まずタオルを使う前に髪についた水分はできるだけ取っておいてください。
軽く頭を振ったり、手で軽くはらうだけでもかなり水分を取ることができます。
2.次にタオルドライを始めます。
タオルでは髪の水分を取る前にまず、頭皮の水分を取ります。
このとき頭皮マッサージをおこなうように、手で揉みながら頭皮の水分を吸収させます。
3.続いて毛先部分に残った水分をタオルで吸収させます。
パンパンと軽く叩くような感じで吸収させていくと良いです。
4.頭皮、毛先の順でタオルドライが完了したら、最後にドライヤーで髪を乾かしてください。
ドライヤーも使い方を間違うと髪に大きなダメージを与えてしまいます。
熱を一ヵ所に集中させないように注意しながら乾かしていくと良いです。
是非上記の方法で、毎日のタオルドライによるヘアダメージを軽減させましょう!
地元北九州で美容師として20年以上。『予防美容専門サロン・Heart’s』と『クリニックヘアサロン・Soin』のオーナーです。
今まで10万人以上のお客様の髪を触ってきました。髪を綺麗にしたい方・髪で悩まれている方専用サロンとして運営させて頂いております。
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