2017/07/08
美容室のカラーとホームカラーの違い
カテゴリー名:1人1人の髪質に合わせる, ホームカラーについて, 白髪が増える?
いつも沢山のお問い合わせ下さいましてありがとうございます。
先日のお客様に
『美容室のカラーとホームカラーって何が違うの?』って質問をされましたので改めて書きたいと思います。
サロンカラーとホームカラーの違い
内容については、大きな違いはありません。
1剤と2剤を混ぜる。
サロンでのカラーの調合もおなじです。
では何が違うのか?
それは2剤の使い方なんです。
2剤の事を私達はオキシと呼びますが、消毒に使われるオキシドールと同じ、オキシです。
別名酸化剤。(空気に触れて酸化していく事で発色していきます=酸化=錆)
内容は過酸化水素です。
2剤は主に、髪の毛の色素を抜く脱色の役割をします。
簡単に言えば、髪の毛をブリーチする薬です。
ブリーチするということは、髪が傷むということです。
美容室で使用するオキシは、濃度がいろいろある
日本では、最高6%、3%、2.4%、2%、0.75%の種類があり、これは法律で定められた濃度です。
6%以上のものも海外には存在しますが、日本では禁止になっています。
ちなみに濃度が濃いほど髪の毛を明るくする事が出来ます。
数字が低ければ低いほど、髪の毛を脱色する作用が弱いとなりますので、低いものはダメージが少なく、サロンでは毛先などの傷みやすい場所に使い分けているんです。
例えば、プリン頭を直すためのカラーでは、根元の黒い場所には6%。毛先にはダメージ度合いを見極めた上で3%から濃度の低いものを使用しているのです。
毛先と根元&髪質によって使い分けられる
その点、市販のホームカラーに使われている2剤は、6%のみです。
すでに色が抜けてダメージを抱えている毛先にも、濃度の高いものをつける事になります。
しかも、恐らくですが、自分でカラーをする場合に毛先を省いて根元から薬をつける事はなかなか難しいと思います。
特に乳液状のものや泡状のものは、液ダレを起こしやすくどうしても毛先に薬がつきやすい…という事は、全てを塗り終えて、放置し終えるまで初めについた薬はかなりの時間そこにとどまることになります。
カラーが脱色発色をし続ける時間は20分です。
それ以上はただ、髪の毛を傷める一方ですので、早めに洗い流さなければいけません。
Soinでは、これらのことを全て視野に入れた上で、薬の選定、塗り分け、放置時間の設定をしています。
それほどお客様の髪の毛に気を使っている分、アバウトな仕様になっているホームカラーに抵抗を感じてしまいます。
白髪を隠すために白髪染めをやっていると思います。
もし白髪が増えてしまうことを、自らしてたら・・・・
Soinでしっかりと『予防美容』をすることで5〜10年後の白髪ができにくくなり・抜け毛も減り・アンチエイジングにも効果的ですから、健康な体を手に入れることで、変わってくると思います
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地元北九州で美容師として20年以上。『予防美容専門サロン・Heart’s』と『クリニックヘアサロン・Soin』のオーナーです。
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